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トワルド ジュイ端切れ18世紀  額装 Toile de jouy

トワルド ジュイ端切れ18世紀  額装 Toile de jouy

トワルド ジョイ布「Toile de Jouy」 端切れ(18世紀) 額装サイズ35×40cm

 

フランスの更紗

 

17世紀末、ヨーロッパは、インドから輸入した、鮮やかな色の花や動物が描かれた美しい綿花を持ち帰り、特権階級をはじめ、人々は魅せられましたが、伝統的な絹や綿花の工場との激しい競争により、ルイ14世は全国でインド更紗製造・輸入・着用を禁止する布告をしました。

 

1760年に禁止令が解除されると、クリストフ・フィリップ・オーベルカンフがジュイ=アン=ジョザス「Jouy-en-Josas」(フランス・パリ近郊の、ヴェルサイユの隣町の名前です。)に共同経営で設立した工房で制作されました。この工場は、すぐに18世紀の最も重要な西洋更紗の工場の1つとなり、装飾芸術の歴史にその名を残しました。

何よりも、ジャン・バティスト・ユエなどの有名な芸術家や画家の多様性あるモチーフの印刷版のおかげもあり、有名になっていきました。

 

現在トワル・ド・ジュイとして知られているものは、実際にはその工房の生産のほんの一部にすぎません。オーベルーカンフは多色の織物も生産し、その装飾は当時の嗜好を物語って豪華でした。

 

その工場で製造されたプリント生地こそが、正真正銘の「トワル・ド・ジュイ」ですが、オーベルーカンフの時代でさえ、ミュルーズのような他の工場でも同じ生地が生産されており、この用語は一般的な名前のようなものになりました。

 

現在その本物は、150年以上の歴史を有し、高値で取引されるヴィンテージの一級品。また正規品と冠した製品をつくるには、当時の原版(木版・銅版)から柄を忠実に再現したり、商品ロゴを生地の端に入れたりと、ライセンス契約において様々な規定があります。

そして、トワル・ド・ジュイ風と称する商品なども登場しており、そのようなレプリカやアレンジが、身近なものとして親しまれています。

 

印刷に使用された技法は、当初、前処理された綿のキャンバスに彫刻と染色された木の板を塗布することでした。10年後の1770年には、木の板が柔軟な銅板に置き換えられ、円筒形のドラム缶に並べることができ、機械化して生産量を増やすことが可能になりました。「トワルド・ジュイ」のキャンバスを印刷するための銅シリンダーの製造は、「ティエボー・エ・フィス」鋳造所の技術であり、1823年に佳作が授与されました。


端切れサイズ約21×27cm 額サイズ34×39cm

経年変化による穴あき部分があります。額装されています。

本品は18世紀当時のトワルド ジョイの布です。

 

さらに詳細の写真が必要な場合はお問合せ下さい。

大変デリケートな品です。お取り扱いにはご注意ください。

 

説明の写真

出典:トワル・ド・ジュイ美術館 |公式サイト (museedelatoiledejouy.fr)

引用:「西洋更紗 トワル・ド・ジュイ展」図録

    ¥27,500価格
    消費税込み
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