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竹細工 製竹 大分別府

更新日:4月26日

2021年より、大分の別府の竹細工を取り扱いさせていただいています。

竹細工を知れば知るほどに魅了される竹のモノづくり、2022年春、大分別府で製竹の様子を見せていただきました。


大分は盆地で締りの良い竹が生育し、竹細工に使用される真竹が全国一です。中でも別府は竹細工は良質な真竹を主素材に籠を中心に日用品等、幅広い品を生産しています。



竹の油抜き

竹は山からとり、油抜きなどの作業をしてやっと竹細工に使える素材になります。

伐採した竹はそのままではカビ、害虫によりダメージをうけ、経年変化や日光により、劣化してしまいます。それを防ぐのに、竹に含まれる油分を取り除き、その後の乾燥により水が抜け耐久性を高める技術が油抜きです。 竹表面の汚れが落ちてツヤが増し、製品加工後に美しさが長持ちし素敵に味が出てきます。


創業明治41年の別府の老舗メーカ-永井製竹さん

今回はご懇意に甘え、油抜きの作業を見学させていただきました。

山から伐採した竹が8トントラックで運ばれてきます。竹は水分がありすぎてはダメ、真竹は3~5年、が孟宗竹は5~6年が切り時、など竹の伐採にも熟練の目が必要だそうです。

とってきたものは一月置いて、陶芸の登り窯のような長い竹が入る窯で油抜きします。


苛性ソーダ水の入ったのぼり窯に竹を数本入れ煮沸し、油分を拭き取っていきます。約15分、真竹は1回、孟宗竹は2回。1つの窯に14本入ります。干すのは夏は1週間、冬は1か月程、加工時期や気候、加工量などによって調整されるそうです。

別府でかつては多くあった油抜きの作業場も、安い輸入品やプラスチックのものに押され、現在はここ「永井製竹」さんのみだそうです。

写真上段左から 油抜きする前の真竹・油抜き作業      写真下段左から 登り窯・油抜き後の竹・永井製竹さん



竹細工の工房 岩尾竹藍さん

別府で伝統ある竹工芸の工房の三代目、岩尾さんの工房にもお邪魔させていただきました。

所狭しと無造作に置いてある、竹細工の一点一点がとても素敵で感激。先代や先々代の作品もあるそうです。

2階の工房ではお弟子さんが、床に座り長い竹材をナイフで削り、竹細工の素材を作ってられました。






近年、産業規模は大きく縮小したそうですが、この工芸が消滅していく兆しはなく、全国で唯一の竹細工を学べる公立学校「大分県立竹工芸訓練センター」に、日本中から竹細工に魅力を感じた方が学びに来られるそうです。そのまま職人になる方も少なくないとか。

日本の丁寧かつ繊細な竹工芸は海外でもファンが多く、アートとしても高評価を得られているそうです。


竹細工は伐採にはじまり、作品が出来上がるまで大変な手間暇を要しますが、その工程が最後に深い味わいとなって、使うほどに魅力が増してくるのだろうなと思います。


弊社では、こんな暮らしの竹細工を取り扱っています。

















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