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  • 竹原祥子

日本でオリジナルの毛布を作りました

更新日:11月4日



アンダイドプラスの原点である無染色のウールを使用し、脇阪克二さんのデザインを織り込こみ、日本の泉大津で制作した毛布です 。 日本の製作現場では、長年の経験で日本人が何を好み、どこにこだわれるかを知っています。

上質のウールを使用し、熟練の職人が手間と時間をかけ、素材、肌触りをとても重視する日本人のこだわりに応える品質に仕上がりました。

やわらかく、温かく、肌触りが良い上質なウールの質感は、いつまでも触れていたくなる心地よさです。

その製作過程や素材、デザイン、私たちのこだわりについて書いてみました。


制作地の泉大津と製作過程について


日本一の毛布の産地、泉大津ですが、近年は安価な中国製の毛布が登場し、日本の国内生産量を輸入量が上回るまでになりました。

そのような中、素材、肌触りをとても重視する日本人のこだわりに応える品質の良い日本製の毛布の技術を少しでも残していきたいと思い制作をお願いしました。

泉大津市で作られる織毛布は、紋紙と呼ばれるジャガード織に必要なデザインの型作りから、織り、洗い、起毛、仕上げとすべての工程を熟練の職人が経験の技で仕上げていきます。




1.紋紙の作成


まずは、紋紙を製作します。


紋紙は穴ボコで、一目見ただけではどんな柄かわからないのが特徴です。















2.織りあげ・ジャガード織


そして、紋紙を使って生地を織ります。

上部のにアコーディオン状のものが紋紙です。

ガシャンガシャンと音をさせながら、きっちりと模様が織り込まれた布が出来上がっていきます。

織り方はジャガード織です。

ジャガード織りは、生地にプリントをするのとは異なり、模様を直接編み込んで行きます。

そのため、生地自体に厚みがあり表裏で色が反転します。

高級感がありプリント生地のように色あせたり色落ちしたりという心配がないのも魅力です。




















3.生地の洗い


次に織りあがった布をローラーで回転させながらお湯を使って、丁寧に時間をかけて洗います。

お湯を使うのでふわーっと湯気が立ち上っています。














4.生地の起毛


次に乾燥させたものを起毛させていきます。

この作業で織った布が毛布になります。

起毛も熟練の職人さんが行います。

作業を見ながら希望の起毛具合を伝え、

熟練の職人さんが加減を見ながら進めていきます。


起毛の加減を見極めるのは、かなりの熟練が必要なようです。



















5.まわり端のしまつ・仕上げ


最後に織り上げたものと同じウールの糸を使い一枚ずつ手作業でふちかがりをします。

ずいぶんと年季の入ったミシンを使っています。

ミシンの替えの針が生産が少なくなり高額になっているとのお話でした。


すべての工程を終えて、気持ちの良い肌触りの毛布が出来上がりました!

本当に手間と技術のいる仕事なのだと感じさせられました。

日本での織毛布は産業は、職人さんもお年を召した方が多く、機械も古めかしく生産も

だんだんに少なくなっているよう。この日本らしい丁寧な仕事が残っていくことを願います。





デザインについて

デザインをお願いしたのはアンダイドプラスのラグのデザインもしていただいている脇阪克二さん。 マリメッコ社でデザイナーとして活躍された脇阪さんのデザインはどこか北欧を感じさせ、洗練された中にも素直なあたたかい雰囲気が心を和ませてくれます。 「モザイク街」「はなつなぎ」の2種類のデザインで制作しました。

どちらのデザインも自然の色合いがどんなインテリアにもなじみます。


脇阪克二 略歴 1944年京都市生まれ。1968年フィンランドへ渡る。MARIMEKKO社、ニューヨークのJACK LENOR LARSEN社、ワコールインテリアファブリックを経て1996年以降は陶器、絵、布、絵本など幅広い表現の中で作品を生み出す。現在はSOU‐SOUの仕事に力を注いでいる。



素材について


ニュージーランド産の無染色のウールを使用しています。 undyed+(アンダイドプラス)は無染色の良さに魅せられ生まれたブランド。自然によって育まれた柔らかな色味は、人工的には出すことのできない美しさと、どこか心を落ち着かせてくれる魅力があります。今回のジャガード織ブランケットも、undyed+(アンダイドプラス)の原点である無染色のウールで制作しました。 ウールのブランケットは保温性はもちろん、実は放湿性にも優れています。

寒い冬でも人はたくさんの汗をかいていますが、その湿気を発散してくれる性質があり、温かく、化繊の毛布のように蒸れないので、ひざ掛けはもちろん寝具としても優れています。

日本で日本人の好みに合わせて丁寧に作られたこの毛布は、肌触りが良く、上質なウールの質感は、いつまでも触れていたくなる心地よさです。


また、プリントではなくジャガード織で丁寧に織られているため、色落ちや色褪せもなく長くお使いいただけます


サイズは2種類。

150×100cmのサイズはソファや車で膝掛けとしてだけでなく、羽毛布団の上にかけて使うのにもおすすめです。

花つなぎは、シングルサイズの150×200cmもあります。寒い冬でも人はたくさんの汗をかいていますが、天然素材のウールはその湿気を発散してくれる性質があり、化繊の毛布のように蒸れないので、寝具としてとても優れ、良い睡眠に誘ってくれます。


150×100cm モザイク街・花つなぎ

150×200cm 花つなぎ







 

ジャガード織とは


ジャガード織りとは、模様が立体的に見えるような織り方で作られた生地です。

フランスの発明家ジョゼフ・マリー・ジャカールが開発した「ジャカード織機」で作られることから、この名前が付いています。昔は絵が浮き上がるような織物を作る際、2人で糸を上下させながら製作していました。しかし、ジャカード織機の発明によって1人でも織れるようになり、広く普及していきました。

一般的な織り方は、デザインに沿って紋紙(もんがみ)を作成し、記載された情報に従って整経(せいけい)された糸を使って織っていきます。紋紙には穴のあいている部分とあいていない部分があり、その情報を機械が読み取って布を織っていくという仕組みです。ジャカード織機は0と1の組み合わせで動作するコンピュータの基になったといわれています。ジャガード織りは模様がプリントされた生地に比べて厚みがあり、立体的に見えるという特徴があります。同等の太さの縦糸と横糸を不規則に織っていくため、複雑な柄も再現できます。


 


弊社の毛布が紹介された記事です。合わせてご一読ください。

[睡眠の質をあげる冬季の睡眠環境 (wellnessblog.site)]





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